病院の看護師辞めて離島で働いた話 ①職探し

看護師になって最初に就職した病院で、夜勤明けも休日もほとんど病院にいる生活を10年以上続け、嫌になったので数年前に仕事を辞めました。

 

最後に働いていた部署がICUで、場所も人間関係も閉鎖的だと思っていたので、広いところに行きたい!沖縄とか!と思い、沖縄で働くことにしました。

できたら西表島が良いな☆とも思いました。

 

しかし、どうやって沖縄で就職するのかという話でした。

 

初めての無職だったので、1ヶ月くらい無職を楽しんでから働こう!と思っていたのですが、インターネットで調べても西表島の看護師求人が見つかりません。

石垣島宮古島の求人を探しても見つかりません。

 

インターネットでヒットするのですが、現在募集していないというものばかり。

 

どうしたものか。

 

結局、離島+看護師で求人があるのは、

「ナースパワー」の「離島応援ナース」だけでした。

 

しかしナースパワーの求人を見て、問い合わせをしても「現在ない」と言われるのです。

 

 「○○島 看護師 求人」とか「○○島 看護師 バイト」 とかで検索しても結局ナースパワーの求人でした。

 

結局、インターネット上に求人はないのです。

 

しかし、最初は自分が登録した住所に近い支店が勝手に割り振られるのですが、

いろいろ問い合わせをした結果、

いつの間かナースパワーの沖縄支部にも直接問い合わせをしていたらしく、

沖縄支店の方が動いてくれました。

 

過去に実績があった病院に問いあわせをしてくれ、宮古島での仕事を紹介してくれたのです。

 

です。

 

ナースパワーの沖縄支店の人には感謝しかなかったですね。

www.nursepower.co.jp

 

 

行った病院はクソでしたけど。

 

でも、あのときの私は何でも良いから離島の看護師職を求めていたので、願いを叶えてくれた事に関しては感謝しかありません。

 

そして、職探しですが、島に行って分かったのですが、インターネット上には求人は「ない」のですが、実際には「ある」のです。

 

何といいますか、ネットには載せていないのですが、島に直接行けば募集してます。

 

皆、ネット苦手なんですかね?

 

普通に公民館前の掲示板とか、スーパーとかにあるフリーペーパーに載ってました。

 

なんなら、島にある病院検索して、ホームページ見たら求人欄があると思いますし、なければ直接求人募集してないか聞いたら良いと思います。

 

私は退職してから宮古島に行くまでの1ヶ月の無職期間中に地震があったので、

災害ボランティアに行ったのですが、 

そこで宮古島から来た医師と出会って、

「えー僕のところで働いてよ!募集してるから!」と言われました。

 

尊敬できる先生だったし、本当にそこで働きたかったのですが、

募集してない病院から仕事をとってきてくれたナースパワーさんを裏切ることはできません。

 

行った病院はクソだったので、

本当にあの先生のところで働きたかったなあ!

 

でも、離島応援ナースはちゃんとした病院を選べる選択肢があれば、良いところがいっぱいあります。

 

【メリット】

①派遣なので給料が良い。

 しかしボーナスはない。税金や保険は自分で払う。良い??

 

②家具つきのマンションを用意してくれ、家賃を半分だしてくれる。

 最大のメリットです。

 不動産屋に行きましたが、2年契約じゃないと貸してくれません。

 半年とか期間限定で働くつもりなら、本当に助かります。

 

③派遣仲間がいる。

 これもデカイです。

 固定された人間関係の中にいきなり入って、さあ働け!と言われてもキツイです。

 正直職場には文句しかありませんでしたが、

 派遣仲間のおかげで結局楽しく過ごしました。

 一人だったら、あそこまで楽しくはなかったと思います。

 

④片道の移動費を負担してくれる。

 

くらいですかね?

 

【デメリット】

なんといっても、期間終了まで辞めれない。

これに尽きます。

応援ナースは忙しいところに配置されます。それは十分納得できますが、ルールがめちゃくちゃな職場でも、辞めれない。

事前の病院リサーチはしたほうが良いと思います。

 

逆に直接雇用を交渉するなら、

住む場所の確保

だけは絶対交渉したほうがいいです。

 

災害ボランティア時に会った医師は、

「昔は派遣看護師の受け入れしてたけど今はしてない」とのことだたので、

そういうところなら、寮とかあるかもです。

 

まとめ

・離島で職場を探すなら、

 「ナースパワーの離島応援ナース」

         か 

 行きたい島の病院を調べて、ホームページで直接応募する。

 

・離島応援ナースにはメリットもデメリットもある。

 

・直接雇用もありだと思うが、住む場所の交渉だけはすることをお勧めします。